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テツの日記


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【愚者たち】...『三橋貴明の「新」日本経済新聞』より

三橋貴明メールマガジン『三橋貴明の「新」日本経済新聞』より...

「コレキヨの恋文」、選挙前に絶対読んでおくべき!

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http://www.mitsuhashitakaaki.net/2012/11/26/mitsuhashi-18/

「コレキヨの恋文」の一シーンです。

●副島:

馬脚を現しましたわね、総理。
だいたい、総理はいつも名目GDPがどうのと、
国民に理解できない言葉で語られますが、
国民目線というものに欠けていますよ。

現在の自民党路線を続け、
あげく日本銀行に国債を買い取らせた日には、
間違いなくハイパーインフレーションになります。

庶民生活の崩壊ですよ!

総理は、国民生活を破壊した内閣総理大臣として、
歴史に名を残すことになりますね


●霧島さくら子総理:

GDPと言い出したのは、副島党首でしょ!
それに、ハイパーインフレーションて、
インフレ率13000%のことですよ!



上記は「建設国債発行と国土強靭化投資」「日本銀行の建設国債買入」
という正しいデフレ対策により、
日本国をデフレから脱却させようとする自民党の霧島内閣を、
社民党の副島党首が批判している場面になります。

まんま、同じことが現実の世界でも繰り広げられています。

といっても、内閣側がまともなことをやろうとしているのではなく、
さくら子総理の役を「野党」である自民党の安倍総裁が引き受け、
社民党の副島党首の役を「内閣総理大臣」の野田首相が演じているという、
奇妙な状況です。

ご存じ、安倍総裁はデフレ対策として、
「建設国債発行」「国土強靭化や地方経済再生のための公共投資拡大」
「日銀の建設国債引き受け」という、
金融政策と財政政策のパッケージを訴えています。

そのまま霧島さくら子内閣が実施した政策になりますが、
実のところ三橋が「予言者」というわけではなく、
上記の「財金パッケージ」が
オーソドックスなデフレ対策であるというだけの話です。

自民党は、単にオーソドックスなデフレ対策を
公約にしようとしているに過ぎません。

とはいえ、さすがに現役の総理大臣が、

「借金を積み重ねて、ばらまきの公共事業をやるやり方は
財政規律を守らないということだ。

加えて日銀に直接引き受けさせることは、
戦後の日本のハイパーインフレなどの教訓があって、
日銀の独立性が知恵として出てきたのにそういう禁じ手まで使う。

二重の意味であってはならない経済政策だ」

と安倍総裁や自民党を批判してくるとは思いもしませんでした。

政府の自国通貨建て国債を「国の借金」と呼ぶ。

公共事業を「バラマキ」と呼ぶ。

日銀の国債引き受けを「ハイパーインフレ!」と批判する。

バブル崩壊後の日本の病を深刻化させてきた
「印象操作」のオンパレードです。


ちなみに、安倍総裁は

「日銀は普通の買いオペで建設国債を銀行から買い入れろ」

と言ったわけですが、それがいつの間にか
「日銀の直接引き受け」に変えられてしまっています(犯人は毎日新聞)。

別に、日銀の直接引受だろうが、買いオペだろうが、
経済的効果は同じです。

とはいえ、日銀直接引受は国会の議決が必要であるため、
面倒くさいですし、自民党が参院の過半数を持っていない以上、
現実には難しいでしょう。

というわけで、
日本銀行が建設国債を「銀行から」買えば済む話なのですが、
それを勝手に「日銀の直接引受」と断定し、
さらに「日銀直接引き受けはハイパーインフレーション!」
と虚偽の決めつけを行い、
自民党の「財政と金融のパッケージ」という
正しいデフレ対策の印象を貶める。

選挙を来月に控え、本格的にマスコミと政治家、
それに一部の省庁(財務省や日本銀行)の
プロパガンダが始まりました。

このプロパガンダに日本国民が打ち勝ち、
今度こそ「正しい選択」」をできるのか。

大袈裟でも何でもなく、
わたくし達日本国民の選択により、
日本の、そして世界の運命が決まります。

コレキヨの恋文

三橋 貴明 / 小学館

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by tetsuo_k | 2012-11-26 10:57 | 政治・経済
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